＜4日目＞　マドリッド〜コルドバ〜グラナダ

プラド美術館を見学。
新幹線の時刻があり、1時間半ほどしか
見学の時間がないため、
とりあえず、ガイドさんについて有名所だけ見る。

そして、スペイン新幹線AVEで、コルドバへ。
1時間半ほどで着く。
コルドバはアンダルシアの町。
街路樹にオレンジの木があるのだが、
このオレンジ、ビターオレンジといって苦いらしい。
そりゃ、甘かったらみんなちぎって食べるもんね。

まずは、中華料理屋で昼食。
このお店、中華のくせに店内中クリスマスの
飾り付けがしてあって、違和感あり。
食後、旧ユダヤ人街を歩く。
花の小径にも行ったが、もちろん冬なので、
花は咲いていない。

旧ユダヤ人街を抜けて、モスクメスキータへ。
これは、イスラム教寺院として建てられたのだが、
後にキリスト教勢力に改築された部分もあり、
イスラム教とキリスト教が混在した建物である。
何か不思議な空間だった。

そして、コルドバをあとにし、グラナダへ。
ホテルで夕食をとった後、9時すぎから、
オプショナルツアーでフラメンコショーを見に行く。
元々ツアーでは、次の日フラメンコショーが
予定されていたのだが、
この日行くのは、ジプシーが家族でやっている
ファミリー的なステージなので、行くことに。

ほら穴のような洞窟の中にステージがあり、
踊るジプシー一家は、3世代だった。
50代くらいのママ、その娘さんが3、4人、
息子が1人、そして10歳くらいの女の子が踊った。
ママは体型も含めて、貫禄がある。
ファミリーで楽しそうに踊るかと思いきや、
鋭いママのチェックが入っていて、皆真剣。
人気のお店だったそうで、みんな綺麗だった。

情熱的でカッコよく、踊っている時の顔が
また迫力があった。
思わずフラメンコやりたい！と思ってしまう。
影響を受けやすい人間だ。

ショーの後、サクラモンテの丘から、
アルハンブラ宮殿の夜景を見る。
暗闇の中にライトアップされた宮殿は、
とても幻想的だった。